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【ライフサイクルコストで】
2023.4.11
昨日は、全社集まってのリアルミーティング。
一部、事務スタッフさんはZOOMでの参加でしたが、久しぶりの対面コミュニケーションで良かったです。
少し呑みすぎましたが・・・(汗)
さて、昨日のミーティングでも話にあがりましたが、ライフサイクルコスト、という考え方があります。
ご存知の方も多いと思います。
建築するときから、取り壊すまでの期間中に掛かる、光熱費(電気代、ガス代、灯油代などなど)、メンテナンス費用(外壁、屋根、内装、設備などなど)、取り壊す時の解体、産廃処分費用など。
その建物の一生涯に掛かるすべての費用の合計金額ですね。
このライフサイクルコストという視点で見てみると、「建築時の費用」は氷山の一角にすぎません。
多くの方が、住宅建築を検討するときに目安にされる「坪単価」がありますね。
無添加計画では、この坪単価で建物価値を考えることはなく、その住宅で暮らすことが出来る年数から考える「年単価」で考えることをお伝えしています。
断熱材など性能に関わる仕様の違いなどでも、電気代だけでも年間18万円以上の差が出るケースもあったりします。
10年で180万、30年で540万円もの差額が発生します。
建築時の費用が安いからと行って、その後、数十年で確実に発生する光熱費(しかも、今後は上がっていくことが見えている未来)やメンテナンス費用で、数百万円という単位で違いが発生するとしたら・・・
家づくりは、初期費用だけではなく、維持する費用、光熱費をはじめとしたランニングコストを含め、「時間軸」で考える必要があります。
自然素材を活用することもそこにつながります。
15年〜20年前後でリフォームすることを考えることになる合板フローリングやビニールクロス、無垢材や漆喰であれば交換する必要もなく、永く、快適に使えます。
ちなみに、我が家のリノベーションでは・・・
Q-Pexという暖冷房燃費計算ソフトで、冷暖房エネルギー負荷を燃費を見ると、年間16.5万円から年間5万円になる予定です。
年間約12万円、10年で120万、30年で360万。
さぁ、何を買おう(笑)
そうではなく・・・
こんなシミュレーションも、家計設計の中で、保険料の見直しに役立ったり、今後の計画の見直しに反映させたり、ただ単に、光熱費が安くなりますよ、だけではなく、家計設計に反映し、より豊かな暮らしに繋がてもらえたらなぁ、と考えています。
それでは、また明日。
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