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【ライフサイクルコストで】

昨日は、全社集まってのリアルミーティング。

一部、事務スタッフさんはZOOMでの参加でしたが、久しぶりの対面コミュニケーションで良かったです。

少し呑みすぎましたが・・・(汗)

 

さて、昨日のミーティングでも話にあがりましたが、ライフサイクルコスト、という考え方があります。

ご存知の方も多いと思います。

建築するときから、取り壊すまでの期間中に掛かる、光熱費(電気代、ガス代、灯油代などなど)、メンテナンス費用(外壁、屋根、内装、設備などなど)、取り壊す時の解体、産廃処分費用など。

その建物の一生涯に掛かるすべての費用の合計金額ですね。

このライフサイクルコストという視点で見てみると、「建築時の費用」は氷山の一角にすぎません。

多くの方が、住宅建築を検討するときに目安にされる「坪単価」がありますね。

無添加計画では、この坪単価で建物価値を考えることはなく、その住宅で暮らすことが出来る年数から考える「年単価」で考えることをお伝えしています。

断熱材など性能に関わる仕様の違いなどでも、電気代だけでも年間18万円以上の差が出るケースもあったりします。

10年で180万、30年で540万円もの差額が発生します。

建築時の費用が安いからと行って、その後、数十年で確実に発生する光熱費(しかも、今後は上がっていくことが見えている未来)やメンテナンス費用で、数百万円という単位で違いが発生するとしたら・・・

家づくりは、初期費用だけではなく、維持する費用、光熱費をはじめとしたランニングコストを含め、「時間軸」で考える必要があります。

自然素材を活用することもそこにつながります。

15年〜20年前後でリフォームすることを考えることになる合板フローリングやビニールクロス、無垢材や漆喰であれば交換する必要もなく、永く、快適に使えます。

 

ちなみに、我が家のリノベーションでは・・・

Q-Pexという暖冷房燃費計算ソフトで、冷暖房エネルギー負荷を燃費を見ると、年間16.5万円から年間5万円になる予定です。

年間約12万円、10年で120万、30年で360万。

さぁ、何を買おう(笑)

そうではなく・・・

こんなシミュレーションも、家計設計の中で、保険料の見直しに役立ったり、今後の計画の見直しに反映させたり、ただ単に、光熱費が安くなりますよ、だけではなく、家計設計に反映し、より豊かな暮らしに繋がてもらえたらなぁ、と考えています。

 

それでは、また明日。

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瀬野 剛史

瀬野 剛史

TAKESHI SENO

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