高気密・高断熱を実現する「クアトロ断熱」

クアトロ断熱とは、その名のとおり「クアトロ＝4つ」の部材からなる断熱工法のこと。

①内断熱＝調湿効果

（セルローズファイバーなど）

②外断熱＝断熱効果（ネオポールなど）

③外壁仕上げ材＝遮熱効果

（セレクトリフレックスなど）

④内壁材＝透湿効果（スペイン漆喰など）

これらの部材を使用することにより断熱性能が高まり、一年通して快適な暮らしができるようになりました。

これが「クアトロ断熱」です。

戸建て住宅って、集合住宅に比べて「寒い」というイメージを持つ方もいると思いますが、しっかりと断熱性能を高めることができれば、一年中一定の温度と湿度を保つことができるんですよ。

そこで今回は、クアトロ断熱にすると何故良いのか、クアトロ断熱の魅力に迫ります。

このように、内断熱・外断熱は、それぞれメリットデメリットがありますが、どちらか片方だけだと、結露を起こしてしまうなど快適さに欠けることもあります。そこで考え出されたのが「クアトロ断熱」という工法です。

内断熱と外断熱の両方を組み合わせ、さらに外壁・内壁に遮熱・透湿効果をプラスし、より快適な環境を作り出しました。

寒い家は、健康被害を起こしやすいということをご存知でしょうか。

「冷えは万病のもと」という言葉通り、室温の低さは、呼吸器系疾患や血圧上昇、免疫力の低下など、私たちの体に様々な障害をもたらします。

特に最近注目されているのが、家庭内の「ヒートショック現象」。

ヒートショックとは、急激な温度変化により、血圧が上昇し、心筋梗塞や脳卒中を起こすこと。

実はこの家庭内のヒートショックが、近年増えていて、交通事故で亡くなる人のおよそ2.4倍にのぼるとも言われているんです。

だからこそ、クアトロ断熱のような断熱性能の高い家に住むことが重要！

クアトロ断熱の家なら、冬でも安定した室温を保つことができ、家族みんなが健康を維持することができます。

実際に2002年以降、新築の高断熱高気密住宅に住み始めた人（約35.000人）を対象に行われた調査によれば、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など様々な症状について「住む前」と「住んだ後」の変化を尋ねたところ、大半の人が「症状に明らかな改善が見られた」と回答していることが分かりました。

様々なアレルギー症状が改善されれば、それだけで医療費の負担も減っていきますよね。

これからの時代「高齢化社会」と言われている日本ですから、家族みんなが健康で、いつまでも笑顔で暮らせる家づくりということが必要かもしれません。

家づくりをする際は、どうしても外観や間取りこだわりがちですが、今回ご紹介したような「断熱」にもしっかりこだわった家づくりをすることで、より快適な暮らしを実現することができるでしょう。

私たち無添加計画の家づくりでは、高い断熱性能を誇るクアトロ断熱を推奨。

これまで多くの方に、年間通して変わらない「住み心地の良さ」を実感してもらっています。クアトロ断熱で感じられる良さを知れば、家づくりに取り入れたくなるはずです。

健康で快適な暮らしを、皆さんもぜひ体感してみてください。