家のこと(新築)
2022.1.24. MON
コロナで変化した家づくりのポイントは?家族みんなが暮らしやすい理想のカタチとは?
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コロナで変化した私たちの暮らし
2020年4月。世界中で流行が拡大した新型コロナウイルス。
感染防止のため、日本でも初めての緊急事態宣言が発令されましたよね。
ウイルスの脅威というものに、誰もが不安や恐怖を感じたことでしょう。
この新型コロナウイルスの流行に伴い、私たちの暮らしも一変しました。
「新しい生活様式」というものが国から発表され、これまでの生活とは違った日々がスタートしましたね。
このようにコロナの影響を受け、変化したものは私たちの暮らしだけではありません。
大きく変わったのが「家づくり」です。
新たな生活様式において、いかに快適で安全に暮らせるか?ということが重要視されるようになりました。
これまで、「家=寝る場所」と考えていた方も、今では「家=心と体を休める安心・安全な場所」と考える人が増えたのではないでしょうか。
そこで今回は、コロナ禍で変化した家づくりのカタチについてご紹介します。
コロナで変化した家づくり①「首都圏・駅近よりも住みやすさ重視へ」
これまでは、通勤に便利な首都圏近郊や駅近の土地を求めていた方が多かったのですが、コロナウイルス蔓延以降、どちらかというと自然が多く住みやすい環境の郊外に家を建てたいという人が増えてきました。
これはおそらく
・テレワークの普及率が高まったから
・混雑した都心や駅地下よりも、密を回避できる郊外が安心だから
などの理由からだと考えられます。
たしかに土地の価格から言っても、首都圏よりも郊外の方が安くなるため、その分、内装や外装にこだわったり、使う建材にこだわったりした家づくりができます。
また、子育てするうえでも、自然の多い環境の方が、のびのびできるという考えもありますよね。
このように、通勤時間にこだわらず土地探しができるというのは、エリアの幅が広がるので、より良い物件を見つけることにつながるかもしれません。
コロナで変化した家づくり②「備蓄できるパントリー」
不要不急の外出を控えるため、生活必需品の買い物は、週に1回にしている!という家庭も多いですよね。
必要以上の買い貯めは好ましくありませんが、万が一に備えたストックを準備しておくことはとても大事です。
そんな備蓄品をきちんと整理しておけるパントリーも、新たな家づくりには必須と言えるでしょう。
食品はもちろん、日用品なども整理整頓しておくことで、在庫管理もしやすくなり、結果として無駄な買い物もせずに済みます。
また、賞味期限の管理もしやすくなるので、ウイルスの脅威だけでなく地震などの自然災害時にも有効。
パントリーがあれば、お部屋がごちゃごちゃしないので、片付けやすくなるというのもメリットです。
コロナで変化した家づくり③「玄関すぐの洗面スペース」
ウイルスを家に持ち込まないためにも、外出先から帰ったらすぐに手洗いうがいをしなければなりませんよね。
そこで最近増えているのが、玄関すぐの場所に洗面スペースをつくること。
これなら、リビングや廊下を通らずとも、手洗いうがいを済ませられるので、家の中にウイルスを持ち込む危険がありません。
加えておすすめなのが、玄関スペースにハンガーラックを設置すること。
これもウイルスを持ち込まないという工夫の1つです。
上着やバッグなどを掛け、手洗いうがい後に除菌するという流れも徹底できます。
このような新たな家づくりで欠かせないポイントというのは、ウイルス対策のみならず、花粉対策にもなるので、「今だけ」というわけではありません。
玄関スペースを有効活用し、おうちの中がいつも清潔な空間でいられるようにしたいですね。
コロナで変化した家づくり④「宅配ボックスの設置」
マンションなどでは普及率の高い宅配ボックスも、戸建て住宅の場合は意外と少ないもの。
ところが最近は、外出自粛の影響からか、ネット通販を利用する人が増えているため、今や宅配ボックスの設置は必要不可欠な存在になりました。
宅配ボックスそのものは、後付けすることも可能ですが、宅配ボックスそのものを置けるスペースを確保しなければならないため、普段からネット通販をよく利用する方は、予め家づくりの段階で設置しておいた方が良いでしょう。
コロナで変化した家づくり⑤「ワークスペースの確保」
テレワークが普及する中、最も頭を悩ませているのがワークスペースの確保と言っても過言ではありませんね。
これまではリビングの隅や階段下を利用したワークスペースが多かったと思いますが、これでは集中できず、仕事がはかどらないという人も。
そこで新たな家づくりに欠かせないのが「個室型のワークスペース」です。
仕事にしっかり集中できるように防音機能も兼ね備えた部屋が人気となっています。
テレワークのために設ける個室型ワークスペースは、広さがなくても問題ありません。
最低限のデスクと椅子、棚などが置ければ大丈夫。
人は狭い空間の方が、より集中力が増すそうなので、家づくりで間取りを決める時は、少しの広さで良いので、ワークスペースをきちんと設けるようにしましょう。
コロナで変化した家づくり⑥「換気しやすい窓の配置」
コロナウイルス対策の1つである「換気」。
換気は、家庭内感染を防ぐために必要だと言われています。
24時間換気システムを常時稼働させることはもちろんですが、窓を開けて換気することも大切ですよね。
そこでポイントとなるのが窓の配置。
基本的には1ヶ所ではなく、2ヶ所以上の窓を開けた方が、風の通り道ができるので換気しやすくなります。
ほかにも
・対角線上にある窓を開ける
・低い位置の窓と高い位置の窓を開ける
など、家づくりの際に窓の配置を工夫することで、より効率良く換気をすることができるのです。
これから家づくりをする際は、このような換気を意識した窓の配置について考えてみてください。
コロナで変化した家づくり⑦「休日を楽しめるスぺースの確保」
コロナウイルス蔓延以降、家族で過ごす休日にも変化が見られましたよね。
週末は「おうちでレジャー」という考えにシフトしています。
心と体の健康のために、おうちでリフレッシュできる趣味や娯楽ができる空間を設けることも、新たな家づくりで必要となってきているのです。
たとえば
・運動できるフリースペースをつくる
・陽当たりの良いウッドデッキをつくる
・家庭菜園をつくる
・アウトドア気分が楽しめる広い庭をつくる
・シアタールームをつくる
など。
家族と一緒に楽しめる空間や、それぞれの趣味を楽しめる空間を設けるというのも、新たな生活様式でストレスをためない秘訣かもしれません。
コロナで変化した家づくり⑧「太陽光発電システムの設置」
おうち時間が増えることで懸念されるのが電気代。
「意外と家計の負担になっている」というご家庭もあるのではないでしょうか。
そこで注目されているのが太陽光発電システムです。
初期費用はかかるものの、電気を自家発電することができるので、その後のランニングコストを減らすことができます。
さらに、蓄電池を併用すれば、災害時にも役立てることができるので安心安全も手に入れることができるんです。
太陽光発電システムというのもまた、これからの新たな家づくりに求められる設備となるでしょう。
家族が快適に過ごせる家づくりを目指そう
新たな生活様式と共に変化しつつある家づくり。
おうちで過ごすことが増えたからこそ、これまで以上に快適さや安全性が求められているんですよね。
私たち無添加計画では、今回ご紹介したような家族みんなが快適に暮らせる家づくりにこだわっています。
高断熱な家づくりで、おうち時間を一年中快適に過ごせるようにすることはもちろん、そのほかにも防音検査や空気の検査(VOC)、放射線検査など様々な検査を実施し、本当の意味で快適・ストレスフリーな暮らしの実現を目指しています。
こんな時代だからこそ、せっかく注文住宅を建てるのであれば、家族の健康と安全にこだわった家づくりをしてみませんか?
居心地の良い家は、きっと家族の絆も深めてくれますよ。
COLUMN
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