家のこと(新築)
2022.1.28. FRI
健康で長生きしたい!老後も元気に楽しく暮らすための家づくりのポイントは?
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人生100年時代到来!これからの家づくりで求められること
医療が発達し、食生活が豊かになったことから、人々の平均寿命は年々延びていると言われています。
まさに、これからのは「人生100年時代」の到来です。
このような時代に求められている家づくりと言うのは、歳を重ねても安心して暮らせる家であるということでしょう。
ただ長生きするのではなく、家族の負担、医療費の負担が少しでも軽くなるよう、ケガや病気に気を付け、いつまでも健康でいることが大切ですよね。
そこで今回は、老後の生活がより快適で安全なものになる家づくりのポイントについてご紹介します。
これからお家を建てよう、リフォームをしようと検討している方は、ぜひ将来を見据えた家づくりをしてください。
ポイント1.有害物質のない自然素材の家づくり
近年、日本でも注目されるようになった「シックハウス症候群」。
シックハウス症候群とは、新築住宅やリフォーム直後の住宅に住んだときに起こる健康被害で、目がチカチカしたり、吐き気や倦怠感、頭痛などがしたりする症状のことを言います。
シックハウス症候群は、建材や家具から発せられるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を空気と共に吸い込むことが原因で起こると考えられています。
症状は人それぞれですが、酷い場合は、せっかく家を建てたのに住めなくなってしまうほどだそうです。
しかも、発症するタイミングは、入居後すぐとは限りません。
数年経過してから発症する可能性もあるのです。
老後も安心して暮らせるようにするためには、このような健康に害のある物質を極力排除した家づくりをすることが重要ですね。
【自然素材を使用した安心な家づくり】
合板や集成材、ビニールクロスなどを使用した家づくりは、使われている接着剤などから有害物質が発生する恐れがあるため、シックハウス症候群のリスクが高いと言われています。
しかし、無垢材や漆喰といった自然素材を使用した家づくりは、健康に害を及ぼす危険がないため、赤ちゃんや小さな子どもはもちろん、高齢者にとっても暮らしやすい環境になるのです。
このような自然素材を使用した家づくりについて、年々注目度が高まっています。
間取りやデザインだけでなく、これからは家づくりに使われる建材にもこだわることが大切と言えますね。
【VOC測定でより安心した家づくり】
シックハウス症候群の原因となる有害な物質は、空気中に含まれているため、当然私たちの目には見えません。
しかし、私たちはこの空気を吸って暮らしていますから、家の中の「空気」にこだわることも健康で長生きするコツなのです。
VOC測定をすれば、目には見えない空気中に浮遊する有害物質を測定することができます。より安心した家づくりには欠かせないものかもしれませんね。
ポイント2.ヒートショック問題を解消する高断熱な家づくり
古くからある日本の戸建て住宅は、すきま風がビュービュー吹いて寒いという印象を持たれる方もいるかもしれませんね。
特に冬場は、暖房が届かない廊下やトイレなどとリビングとの温度差が激しくなり、ヒートショック現象を引き起こしてしまうことが懸念されています。
ヒートショック現象とは、家の中での急激な温度差による心臓発作や脳卒中などの健康被害のこと。
このヒートショックが原因で亡くなる人は、交通事故で亡くなる人のおよそ2.4倍と言われており、実はとても身近な健康被害なのです。
もちろん、寒い家はヒートショック現象を引き起こすだけではありません。
・アレルギー性疾患
・リウマチ
・自律神経失調症
・風邪
・気管支喘息
など様々な病気を引き起こします。
だからこそ、これからの時代は、断熱性能を高めた家づくりをすることが重要なのです。
【高断熱な家づくりはヒートショックも予防する】
断熱性能が高い家は、家全体の温度が一定なので、部屋と部屋との温度差が生じにくいとされています。
そのため、トイレや浴室などへ行った際の急な温度変化によるヒートショックのリスクを減らすことができます。
ヒートショックは、特に75歳以上に多いと言われていますから、これらのリスクを少しでも減らし、健康で長生きをすることが家族の安心につながるでしょう。
【高断熱な家づくりは健康にもつながる】
断熱性能を高めた「暖かい家」というのは、外気温に左右されず、室内温度を常に15℃以上をキープすることができるため、冷え性やアレルギー疾患など様々な病気を改善することができます。
「冷えは万病のもと」と言いますから、健康を維持するためにも高断熱な家づくりをすることが大切です。
【高断熱な家づくりは医療費削減にもつながる】
高断熱な家づくりをすると、1人当たり年間1万円の医療費削減につながると言われています。
というのも、寒い家に住み続けると基礎代謝が下がり、免疫力も低下するため、様々な疾患にかかりやすくなるからです。
暖かい家づくりというのは、健康を守るだけでなく、家計の助けにもなるんですね。
ポイント3.老後も暮らしやすいバリアフリーな家づくり
私たちは、歳を重ねるにつれ、筋力が徐々に衰えていくものです。
人の筋力は、20代でピークを迎え、60代になるとピーク時よりも最大40%も低下すると言われています。
筋力が低下する原因は、
・運動不足によるもの
・加齢によるもの
などが考えられますが、このどちらでも、足元がふらついたり、ちょっとした段差でつまずいたりして転倒する危険性が高まるのです。
家づくりを考える30~40代では、まだあまりイメージしにくいことかもしれませんが、このような加齢による転倒は家の中で非常によく起こる事故と言えます。
だからこそ、バリアフリーな家づくりを考えることが大切です。
単なるケガでも、高齢者にとっては大きな事故。
これをきっかけに、寝たきりになってしまったり、自信がなくなって行動を制限するようになったりすることもあるので、実はとても重要なことなんですよ。
老後も安心して暮らせる家づくりにするためには、極力段差を少なくする「バリアフリーな家づくり」が求められると言えるでしょう。
バリアフリーの家づくりにするだけでなく、床材選びの際も、無垢材の床を使うことがおすすめです。
無垢材の床は、合板のフローリングに比べて滑りにくいとされているので、足腰の負担を軽減し、ケガの予防をすることもできます。
ポイント4.長く住み続ける!耐久性のある家づくり
現在の日本の家の寿命は、およそ27年。
実は、これは欧米諸国に比べると、はるかに短いことをご存知でしょうか。
しかし、これに反して日本の平均寿命はどんどん延びていますよね。
1度建てた家でも、一生住み続けることができず、結局大規模なリフォームや建て直しが必要になってしまうのです。
たとえ安価であっても、長持ちしない建材を使用し、メンテナンス費用ばかりがかかってしまうような家づくりでは、老後の生活に不安が残りますよね。
せっかく家づくりをするのであれば、建て直すことを前提とした家づくりではなく、100年先も住み続けられるような耐久性のある家づくりをすることが求められるでしょう。
自分たちが住み続けられる家という意味だけでなく、将来、家族のために遺せる「良き財産」となるため…という意味もあります。
家族のことを思えば、自ずとどんな家づくりをすればよいか、答えが出てきそうですね。
家族みんなが暮らしやすい将来を見据えた家づくりを
健康で若いうちは、まだ老後の生活についてイメージすることができないと思いますが、誰にとっても必ずやってくる未来です。
しかし残念ながら、日本では、あまりこのような家づくりにおける高齢化対策というのが進んでいません。
そのため、段差が多かったり、トイレや玄関が狭かったり、家が寒かったりします。
これでは、将来、自分が歳をとったときに、暮らしやすいとは言えませんね。
自分もいつかは歳をとる…という意識を持ち、誰にとっても快適に過ごせる家づくりを考えましょう。
私たち無添加計画も、100年先の未来を見据えた家づくりをおすすめしています。
日々の豊かな暮らしを支えるのは、やはり「家」。
家族みんながより幸せに豊かに暮らすために、私たちと一緒に将来も安心の家づくりをしてみませんか。
COLUMN
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