梅雨の時期こそ感じられる！無垢フローリング材のメリットとは？

梅雨の時期は湿気が多く、ジメジメっとした嫌な毎日が続きますよね。

洗濯物も外干しできないので、さらにお部屋の中がジメっとし、ストレスに感じる人は多いのではないでしょうか。

特に気になるのがフローリングのべたつき。

この季節は、裸足で歩くことも多いので、歩くたびにペタペタするのが気になってしまう方も多いと思います。

この梅雨特有の床のべたつきは、主に床の上で起きている結露が原因。

無垢材を使った床なら、結露が起こりにくいので、一年中サラッと快適に過ごすことができるんですよ。

梅雨時期にフローリングがべたつくのは、主に以下の3つが原因です。

◎汚れ

◎雑菌

◎水分（湿気）

もともと湿度の高い梅雨の時期は、床の上で結露が起こりやすくなっています。

水分が過剰にあることで、床がべたつきやすくなるというわけですね。

結露現象が起こっているフローリングには、足裏の皮脂、汗などが付着しやすくなるため、カビやダニ、雑菌などが繁殖しやすいんです。

赤ちゃんは、そんなフローリングをハイハイしたり、寝転んだりするわけですから、ちょっと怖いですよね。

無垢材は、天然木を切って、そのまま乾燥させたもの。

木は切った後も呼吸をし続けるため、空気中の湿気を吸い込んでくれる働きがあります。

これにより、湿度が高くなった梅雨の時期も結露が起こりにくく、フローリングはサラサラとした状態に。

裸足で歩いてもベタベタせず、快適に過ごすことができるんです。

つまり、無垢材のフローリングを使用したお部屋は、天然の除湿効果によって、梅雨の時期の湿度も調節してくれるというわけです。

ちなみに冬の時期は、木の内部にある水分を放出してくれるので、お部屋の中の乾燥を防いでくれます。

そのため、冬でもお部屋の中が乾燥しにくく、一年中快適な湿度を保てるんです。

また、断熱性も高いので、冬でも冷たくならず、フローリングを裸足で歩くことができるんですよ。

梅雨の時期だからこそ感じられる無垢材のフローリングのメリットは、べたつきにくいというだけではありません。

ほかにもこんな良いことがあります。

自然素材の家は「掃除がしやすい」と言われるのはナゼ？

梅雨の時期の嫌なべたつきを解消する無垢材ですが、あえて言うなら1つだけ注意点があります。

それは、無垢材のフローリングは「膨張する」ということ。

前述したように、無垢材というのは「呼吸」をしますから、湿度の高い梅雨の時期は、空気中の水分を吸って膨張することもあるんです。

逆に乾燥した冬の時期は、木の中にある水分を放出し、縮むことがあります。

このように、無垢材は「生きもの」のようなものですから、その時々の空気の状態によって、収縮を繰り返していきます。

時には“反り”や“ひずみ”が起こることもあるでしょう。

ただし、この反りやひずみは、建物そのものの強度には影響しないことがほとんどですから、心配し過ぎることはありません。

無垢材が生きているからこその変化であると捉えるといいと思います。

毎年やってくる嫌な梅雨の季節。

毎日雨が続いて気分も憂鬱になりがちですが、無垢材のフローリングなら、べたつきを防いでサラッと快適に過ごすことができます。

無垢材のフローリングにプラスして、漆喰壁の家ならば、より高い調湿効果が得られるのでこちらもおすすめ。

湿度をコントロールすることは、私たちの体の健康にも大切なことなので、家づくりの際はぜひ検討してみてくださいね。

私たち無添加計画では、今回ご紹介した無垢材や漆喰など自然素材を使用した家づくりを行っています。

体に優しく、機能性も抜群の自然素材の家。

特に無垢材のフローリングは、住むほどに色の変化が楽しめるなど、愛着が増していくものです。

これから家づくりを検討されている方は、ぜひ一度、自然素材の家の心地よさを体感してみてくださいね。