吹き抜け一面レッドシダー張り

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■無添加計画に家づくりを依頼した経緯をお聞かせください。

私自身が10年前に結構大きい病気をした経験もあり、食生活、生活習慣を見直し、あと何ができるだろうか?と考え、住空間も大切だという思いに至りました。そして、いわゆる健康住宅と言われているような、自然素材や無垢材を使って建てている工務店やハウスメーカーをメインに探し、色々見てみたいという思いもあり、とりあえずSUUMOで30社くらい資料請求してみたんです。でも、資料請求で送られてくる資料を見ても、施工例の写真ばかりで建築で使われる素材や建材の説明はあまり無く、なんだかピンときませんでした。それから展示場に行ったり、見学会に参加したり、色々と情報を集めているとき、あるハウスメーカーの展示場を見学することになったんです。断熱性能の高さをアピールされている会社さんだったのですが、収納を開けたら化学物質のツンとくる匂いがしてきて頭が痛くなってしまい、それ以上室内にいられない状態になってしまったんです。そんな経験もあり、「やっぱり自然素材や無垢材を使って建てる健康住宅がいいな」という想いが強くなり、無添加計画に行きつきました。

 

■無添加計画に依頼される前に、同社モデルハウスや他の施主様のお宅も体験されたでしょうか?その時に感じられたことがあればお聞かせください。

モデルハウスに宿泊させていただき、お施主様のお宅にもお邪魔させていただきました。モデルハウスは、愛工房の杉をふんだんに使用されていました。森の中にいるような感じで、朝の目覚めがとてもスッキリしていました。お施主様宅では、玄関を開けたところから生活臭を全く感じなかった所が魅力的でした。

 

■設計時にこだわったポイントがあれば、具体的にお聞かせください。

主人は職業柄、汗をかくことが多いので、家に帰ってきたら洗面やお風呂に直行できるような間取りにしました。新型コロナウイルスが流行している今となってはなおさら、この間取りにしておいてよかったと思っています。
来客用と家族用で仕切れる2way玄関も、いざとなったらスグに仕舞って隠せるのは便利ですね。

洗面と脱衣室を分離させるのは、当初から絶対やろうと決めていました。実家は洗面と脱衣が一体となった普通の洗面室だったのですが、家族の誰かが洗面室を使っているとお風呂に入れなかったり、その逆もあったりして、不便も多かったので洗面と脱衣の分離を採用しました。来客がトイレから出てきて手を洗う時も、洗面と脱衣室が分離されていると、洗濯物や肌着が置いてある脱衣室を見られることがないので、それは良かったと思いますね。
ちなみに、脱衣室にある衣類乾燥機「乾太くん」は、とても便利です。洗濯物干しが苦痛だったのですが、それが一気に解消されました。乾燥だけだと1時間くらいで乾くので、家事時間と労力がグッと減りました。洗濯物を干している時間がすごく無駄だったんだな、と身にしみて感じています(笑)。乾燥機なので、素材により縮みやすい服もあるのですが、多少縮んでもベストサイズになるように、服を買うときはちょっと大きめのサイズを選んでいます。そのくらいの価値が乾太くんにはありますね(笑)。

リビングの隣の和室の壁はアクセントをつけたかったので、櫛引仕上げにしてもらいました。和室は主人の要望の一つで、筋トレをする部屋として使っています。赤ちゃんのお世話もできるし、やはり日本人として和室は落ち着くので欲しかったですね。

もう一つの主人の要望がリビング上部のレッドシダーを縦張りした吹抜けです。開放的でいいのと、上部にあるシーリングファンを回すと1階と2階の空気が循環されるので、家全体の温度が快適に保たれています。

正面にお気に入りのステンドグラスを取り付けまたデスクコーナーもお気に入りで、今は子供がそこで勉強しています。

キッチン背面の食器棚は、リビングからよく見える部分なので、質感に統一感をだしたかったので、無垢材で造作食器棚を作ってもらいました。ちなみに、食器棚にはめ込まれたガラスは私のお気に入りのフランス製のガラスです。ガラスが好きなので、パソコンカウンターにあるステンドグラスや照明の傘などもガラスにして、好きなものに囲まれて生活しています。
キッチンのコンロはラジエントヒーターを採用しました。決め手は掃除のしやすさと、ご飯が美味しく炊けることですね。最近は土鍋でご飯を炊いているのですが、炊飯器よりすごく美味しく炊けますよ。
階段下はパントリーにしてもらって、冷蔵庫と食品庫として使用しています。カーテンで隠せるし、多少雑然としていてもリビングからは見えづらいので重宝しています。
全体的には、行き止まりの無い動線にしたかったので、室内をグルっとまわれる回遊動線で設計してもらいました。

 

■建築中の現場について、ご感想をお聞かせください。

建築中の現場を見に来ると、「ココはこうしたほうがいいんじゃない?」というアドバイスもしてくれて、とてもよかったですね。実際その通りにして良かったと思います。経験者の意見は貴重ですね。毎回現場に行くのが楽しみでした。

 

■お住まいのお気に入りポイントをお聞かせください。

お友達が遊びに来ると「木の香りがいいね」「生活臭が全然しない」とみんな言ってくれるので、漆喰と木の家にして良かったなと思いますね。

アパートに住んでいたころは、ファブリーズやら芳香剤やらを購入しておりましたが、今は全く購入せずに済んでいます。トイレの匂いや衣服の匂い、カビの匂いなど全くありません。

あとはやっぱり脱衣室で、洗濯・乾燥・たたむ、という作業が一連して完結できる、というのはいいですね。

 

■以前のお住まいより夏涼しく、冬暖かくお過ごしとのことですが、湿度についてはいかがでしょうか?以前に結露やカビなどのお悩みはありましたか?

この家は、冬でも足元が暖かいですね。エアコン1台で家全部が暖かくなりますし。
夏は2階に上がってきても、モアっとする暑さを感じることは無いですね。1階と同じくらいの体感温度です。外出から帰ってきて玄関開けるとヒンヤリするくらい涼しいし。
夏も冬も、家中暖かくなるし、涼しくもなるので、とても快適ですね。

湿度計は、38%とちょっと乾燥している数値を示していますが、実際は乾燥をあまり感じません。ですが、一応加湿器を付けています。

以前のアパートは、結露がびっしりでしたが、今はほとんど結露しておりません。

 

■お子様も含め、ご家族の体調面で変化を気づかれたところがあれば教えてください。 大変恐縮ですが、奥様のご体調の変化はいかがでしょうか?

夫がアレルギー体質で、花粉症はもちろん、季節の変わり目には耳がただれたりしていましたが、入居して2年くらいたったあたりから耳のただれが無くなりました。花粉症はあまり改善しておりません。

子供ですが、保育園のクラスメイトの子が全員風邪や感染症で休んでいる中一人だけ登園していた事がありました。鼻水も出さず、元気いっぱいでした(コロナ禍前の話)。少し鼻水が出ても、そのあと酷くならず、ほとんど休まず登園しています。

妻ですが、その後経過は順調です。治療を終え、今は経過観察のみです。

 

■地震の時はいかがでしたか?

ちょっと大きめの地震が最近ありましたけど、子どもも起きなかったし、物が倒れることもなかったですね。地震に強い家をつくっていただいたので、万が一の時も安心感はありますね。

 

■総合的に、失敗した点はありますか?

私だけなのですが、寝室は勾配天井にしなくても良かったかなと。天井が高すぎて落ち着かない(笑)。開放感はあるけど、寝るところに開放感はいらなかったかなと。私だけですけど。
あとは、子ども部屋の東側の窓が多すぎたかな、と思いましたが、2部屋に分ける想定だから、まあいいかな。

 

■家づくりをお考えの方へ一言、アドバイスをお願いします。

前住居から何かを持ち込む場合は、家具から小物まで、きっちりサイズを把握しておくといいと思います。私は脱衣室の棚にたくさん箱を置いて収納しているのですが、その箱が棚の奥行きよりもちょっと大きくて、棚からはみ出しているんです。ちょっとだけなんだけど、毎日見るものだから気になっちゃうんですよね。
あとは動線ですね。自分や家族が家に帰ってきてから、朝起きたら、食事が終わったらなど、その時にどう動くのか、何をするのかをシミュレーションして間取りや動線、電気のスイッチの位置などを決めていくといいと思います。
あとは、色々な建築会社さんを見て、良いところは真似して自分の家に取り入れる、というのもアリだと思います。