子育て世代に健康住宅が人気になった3つの理由とは？

人生100年時代と言われる今。

家族みんなが健康で安心して暮らせることを重要視する人が増えてきましたよね。

そんななか、注目されているのが健康住宅。

健康住宅とは、調温・調湿に優れ、空気をきれいに保つことで、私たちが健康的な生活を送れるよう工夫された家のことを言います。

使用する建材は、主に自然由来のものを使い、断熱や防カビなどの工法にもこだわった家づくりが特徴です。

このような健康住宅は、特に子育て世代からの注目度が高いとされています。

なぜ子育て世代から健康住宅が選ばれるようになったのでしょうか？

今回は、その理由について詳しくご紹介します。

子育て中、心配なのが子供の体調面ですよね。

特に小さな子供は、体温調節機能が未熟なので、ちょっとした気温の変化に反応し、風邪や感染症にかかってしまうことも。

しかし、健康住宅の家づくりであれば、”高気密・高断熱”に特化しているので、室内の温度や湿度を一定に保ってくれるんです。

私たち無添加計画の事務所があるここ仙台は、豪雪地帯ではないものの、12月頃になるとグッと気温が下がってくるので、外気と室内の温度差による「ヒートショック現象」も心配です。

外気の温度に左右されにくい、高気密・高断熱の健康住宅では、ヒートショック現象をはじめとする家庭内の事故や病気のリスクを下げる効果があると言われています。

小さな子供はもちろんですが、ご年配の方でも安心して暮らせるというのが、健康住宅の大きな魅力と言えるでしょう。

また、室内の温度や湿度が常に快適であれば、冷暖房を使い過ぎることがないため、電気代も節約できます。

健康住宅は、お財布にも優しいんですね。

多くの健康住宅で取り入れられているのが、無垢の床材。

自然素材ならではの木の質感や香りを楽しむことができ、子供の五感をたくさん刺激してくれます。

・室内を裸足で歩いた時の柔らかい質感

・無垢材ならではの温かみのある雰囲気

・天然木の香り

など、子供の心を豊かに、穏やかにしてくれる良さがいっぱいあります。

もちろん、子供だけでなく、子育て・家事・仕事に毎日忙しいお父さんやお母さんの心も癒してくれることでしょう。

このような無垢材を使った家づくりというのは、健康住宅には欠かせないものですね。

健康住宅に使用されることの多い「漆喰」。

漆喰とは、消石灰を主成分とした塗り壁材のことを言います。

この漆喰を使用した壁は、子供の健康を維持するために嬉しい効果がたくさんあるため、特に子育て世代に人気があります。

家を建てるというのは、一生のうちで最も大きな買い物です。

費用面やデザイン面を重視して考える住宅というのも1つですが、子育て世代であれば、今回ご紹介したような「健康住宅」を検討してみるのも1つの選択肢と言えるでしょう。

私たち、無添加計画でもこのような「健康に良い家づくり」をおすすめしています。

化学物質を発する建材や、健康に悪影響を及ぼす恐れのある建材などを使わず、本当の意味で家族が健康で安心して暮らせる家づくり。それが私たちの考える「健康住宅」です。

健康住宅は、コストはかかるものの、素材や工法にこだわっているだけあって、メンテナンスをしながら長きにわたって住み続けることが可能です。

いずれは親から子供へ受け継がれていく「家」。

子供だけでなく孫の世代まで安心して快適に暮らせるような家づくりを考えていきましょう。