賢い子どもが育つ家ってどんな家?

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

子育て中のママにとって、子どもがいかに心地よく過ごせる家づくりをするか、悩ましいですよね。

親ならば誰もが、わが子が健康で賢く育って欲しい…と願うでしょう。

 

「賢い子どもが育つ家」とは何か?

それは、

家族とのコミュニケーションがとりやすい家づくり

学びを習慣化できる家づくり

遊びと学びが一体化できる家づくり

考える力が自然と身に付く家づくり

だと、私たちは考えます。

具体的にどのような点に気を付けて家づくりをすればよいのでしょうか。

今回は、賢い子どもを育てる家づくりの工夫について解説します。

賢い子が育つ家づくり1,子どもを孤立させない

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

賢い子どもが育つ家づくりで最も重要なのは、子どもの居場所。

子どもにとって、親や兄弟といった家族の存在はとても大きいものです。

常に家族の存在を感じられるような家づくりをすることが、子どものコミュニケーション力を育て、情緒の安定にもつながります。

 

◆子ども部屋を作るなら広さは要らない

子どもが成長すると、自立のためにも子ども部屋を用意することがありますよね。

子ども部屋は広く快適であった方がいい…と思いがちですが、そんな立派な子ども部屋を与えてしまうと、子どもがそこに引きこもってしまい、家族とのコミュニケーションの機会が減ってしまいます。

 

人は、シーンと静まり返った部屋や広々とした空間に身を置くよりも、適度な雑音が聴こえ、必要最低限の広さの部屋である方が、集中力が持続するのだそうです。

そのため、最近は「リビング学習」を推奨している家庭も多くみられますよね。

リビング学習なら、家族の存在をいつも感じられるので、子どもも安心感が得られますし、ママやパパも子どもの様子を把握できるでしょう。

 

また、適度な物音が常にしている環境に慣れておくと、受験などの試験会場でも周りに気を取られず自分のことに集中しやすくなるという効果も。

子ども部屋は、広くて快適でない方が、子どもの成長にとって良いのかもしれませんね。

 

◆子ども部屋を孤立させない

子ども部屋を作る際は、なるべく孤立させない配置にしましょう。

たとえば物音がうるさいからと、リビングから一番離れたところに子ども部屋を設けると、子どもが孤立しやすくなってしまいます。

 

逆に、リビングを通り抜けてからでないと行けない子ども部屋であれば、「ただいま」と帰宅後の子どもの様子もしっかりママがチェックできますよね。

子どもと自然とコミュニケーションがとれる家づくりは、子どもの成長を促してくれるだけでなく、親子の絆も深めてくれます。

子ども部屋の配置には、くれぐれも気を付けましょう。

 

賢い子が育つ家づくり2,家中どこでも勉強スぺースに!

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

子どもは色々な場所で所かまわず勉強できた方が、集中力も高まり、新たな発見をすることができるそうです。

リビングやダイニングでの学習はもちろん、天気の良い日は、お庭にテーブルを出してアウトドアリビングなどで勉強させてもいいかもしれませんね。

このように、勉強をする環境が変化することは、子どもにとっての良いリフレッシュになるでしょう。

飽きたり、行き詰ったりしたときにおすすめですよ。

 

また、日常的に学習意欲を育てたい場合は、

本棚をリビングや廊下など目に付く場所に設ける

ひらめきを助けるホワイトボードをリビングの壁に設ける

など、家中どこでも勉強スペースになる工夫をしても良いでしょう。

ほかにも、トイレやお風呂の壁にアルファベットの表や世界地図の表を貼ったりして、身近なところに学びのヒントをちりばめておくとのもおすすめです。

 

賢い子が育つ家づくり3,回遊動線を設ける

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

回遊動線とは、家の中をぐるっと回遊できるようになっている間取りのこと。

回遊動線のある家づくりは、家事が楽になるというメリットから取り入れる家庭が多いですが、実はそれだけではありません。

 

子育てにおける回遊動線のメリットは…

・子どもがいつも家族の気配を感じられる

・思考が行き詰った時に家の中をウロウロすることでスッキリできる

・身体を動かす=脳が活性化する

・視覚的に広がりのある空間は思考を自由にしてくれる

といったことが挙げられます。

 

勉強の合間にぐるっと家の中を周ることで、家族の誰かに会い、そこから自然と会話が生まれますよね。

良いリフレッシュになるだけでなく、悩んでいたことのヒントが得られるかもしれません。

 

賢い子が育つ家づくり4,ギャラリー空間を設ける

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

玄関や廊下にはニッチなどの飾り棚を設けましょう。

そしてそこには、子どもが作った作品や、子どもの描いた絵をどんどん飾っていきます。

飾る際は、なるべく子どもにレイアウトを任せるようにしましょう。

こうすることで、子どものセンスがどんどん磨かれていきます。

もちろん、「どうやったらキレイに飾れるかな?」と考える力もついていきますので、賢い子が育つ家づくりには欠かせないことです。

 

特に玄関や廊下にあるニッチというのは、人が来た時に目につきやすい場所ですから、「すごいね~」なんて褒めてもらえれば、子どものやる気アップにつながりますね。

賢い子が育つ家づくり5,家族を感じられるオープン空間

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

これまでもご紹介したように、子どもが賢く育つには、家族とのコミュニケーションが欠かせません。

知識だけでなく、社会性を養うのも、家族とのやり取りが重要です。

何かあった時に、子どもがすぐに声を掛けられ、ママやパパも子どもの様子を把握しやすい…そんなオープンな家づくりをするのが理想的と言えます。

 

たとえば極力間仕切り壁をなくしたり、子ども部屋のドアには窓を設けて外から見えるようにしたり、吹き抜けを設けて、ロフトからリビングにいる家族の気配を感じられたりするような家づくりがいいですよね。

普段から自然と家族のコミュニケーションがとれる家づくりというのは、子どもの情緒を安定させることができますよ。

 

賢い子が育つ家づくりはコミュニケーションがしやすい家

賢い子どもが育つ家づくり5つのポイント!子ども部屋の工夫の仕方も

もうお分かりかと思いますが、賢い子が育つ家づくりとは、家族とのコミュニケーションが自然ととれる家づくりということです。

なにも特別なことではありません。誰にでも簡単にできる家づくりの工夫ですよね。

 

私たち無添加計画でも、家族がいつでもつながれる家づくりを推奨しています。

加えて無垢材を使用した自然素材の家で、快適さもプラス。

無垢材のフローリングの肌触りの良さや、見た目の美しさ、木のいい香りに包まれることは、子どもの五感の発達を促してくれますよ。

子どもの心と体を育む家。

ママとパパの愛情がいっぱい詰まった家を、私たちと一緒に考えていきましょう。