家のこと(新築)
2022.5.12. THU
重要な家の防犯対策!家族と財産を守るために必要な6つの対策と注意点

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戸建住宅の防犯対策は必須!

家づくりをする際に考えておきたいのが防犯対策。
警察庁のデータによると令和2年に起きた侵入窃盗事件の発生場所は、
◎戸建住宅…37.0%
◎3階建て以下の共同住宅…9.3%
◎4階建て以上の共同住宅…4.3%
となっており、侵入窃盗のほとんどが一戸建て住宅で起こっていることがわかります。(※)
つまり、大切な家族と財産を守るには、防犯対策をしっかり行うことが必須なのです。
しかし、なぜここまで戸建て住宅は狙われやすいのでしょうか?
具体的な防犯対策とともに、詳しくご紹介していきます。
※参考文献:警察庁HP「住まいる防犯110番」より
(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)
なぜ戸建て住宅は侵入窃盗事件が多いの?

冒頭でもご紹介した通り、マンションやアパートなどと比べると戸建て住宅の方がはるかに侵入窃盗事件が多く発生しています。
それは一体なぜなのか、まずはその理由から考えていきましょう。
【理由①セキュリティが甘いから】
戸建て住宅の場合、防犯対策がばっちりなマンションと比べると、セキュリティが甘い傾向にあります。
セキュリティが甘ければ、当然、犯罪のターゲットになってしまうので、それだけ窃盗事件が多発してしまうのかもしれません。
【理由②マンションと比べて人目につきにくいから】
マンションやアパートなどの集合住宅は、管理人や他の住人の目があるので、意外と人目につきやすいですよね。
一方、戸建住宅の場合は、立地によっては周囲からの目が届きにくく、日中でも侵入しやすいケースもありますよね。
隣の家と離れて建っていたり、大通りから1本横道に入ったりするような場所は人目につきにくいので注意が必要でしょう。
【理由③ドアや窓が複数あるから】
集合住宅に比べ、戸建て住宅はドアや窓が多いので、どこからでも侵入できてしまうというのも理由の1つ。
玄関ではなく裏の勝手口から侵入されてしまったり、2階の窓から侵入されたりするケースもあります。
また、窓やドアを施錠し忘れてしまうことで侵入されてしまうことも多いようです。
家のセキュリティを強化するために必要な6つの防犯対策

せっかくあこがれのマイホームを手に入れても、侵入窃盗の被害に遭ってしまっては、大切な家族と財産を守ることができませんよね。
万が一に備え、しっかりと防犯対策をしておくことが大切です。
では具体的にどんな対策をとればよいのでしょうか。
以下を参考に、お家の防犯対策について見直してみてください。
【防犯対策①屋外照明を設置する】
最も手っ取り早い方法は、センサーライトなど屋外照明を設置する方法です。
侵入者は、侵入しようと敷地に入ったときに周りの注意を引くようなことを非常に嫌がります。
ですから、玄関などに近づいた際にパッと明るく照らすセンサーライトなどを導入するのがおすすめ。
たったこれだけでも、侵入しようとする意欲が失せてしまうのだそうですよ。
センサーライトであれば、比較的手軽に取り入れることができるので、ほかの防犯対策と併せて取り入れてみましょう。
【防犯対策②防犯砂利を敷き詰める】
軽く踏むだけでも大きな足音がする「防犯砂利」を家の周りに敷き詰めるというのも1つです。
特に裏口や庭など、死角となる場所に敷いておくと効果的です。
ただし防犯砂利は、敷く場所や製品によってはすぐに踏みつぶされて粉塵になってしまうこともあります。
しっかり役割を果たせるよう定期メンテナンスを行うようにしましょう。
【防犯対策③防犯カメラを設置する】
玄関や裏口など侵入されやすい場所には防犯カメラを設置するのもおすすめです。
防犯カメラがあるだけで、「防犯対策をしっかりしている家だな」という印象を与えることができます。
これもまた、センサーライトと同様に犯罪の抑止力になります。
【防犯対策④ディンプルキーを導入する】
防犯対策として玄関のカギを工夫するというのも1つです。
なかなか開錠できない「ディンプルキー」なら、侵入に時間がかかってしまうので、防犯対策になります。
加えて玄関だけでなく窓のカギを二重にするなど対策を講じておくのもおすすめですよ。
ホームセンターなどでも窓用の「補助錠」が販売されているので、そちらを設置し、防犯を強化しましょう。
【防犯対策⑤防犯ガラスにする】
侵入窃盗事件は、窓から侵入しているケースが非常に多いそうです。
特に空き巣の場合、ほとんどが窓を割って侵入するそうなので、玄関ドアだけでなく窓ガラスも防犯対策を行うことが大切です。
防犯ガラスは、大人の男性がバールで叩いても、容易に割れることがありません。
死角となる位置にある窓は、防犯ガラスを選ぶなど工夫をするといいかもしれませんね。
【防犯対策⑥ホームセキュリティに加入する】
家庭専用のセキュリティサービスへの加入も検討しましょう。
ホームセキュリティに入っていると、24時間、万が一の際にすぐに駆けつけてくれます。
空き巣にあったときだけでなく、うっかり侵入者と鉢合わせてしまった際も家族の安全を守ってくれますよ。
ちなみに、このようなホームセキュリティサービスに加入すると、その証のステッカーを玄関周りに貼ることができます。
これもまた「防犯対策を行っている家だよ」というアピールになります。
家の防犯対策で注意したいこと

侵入窃盗事件は、決して他人事ではありません。
地震や台風など災害対策と同じように、防犯対策についても考えることが必要です。
以下の点にも注意し、普段から防犯への意識を高めておきましょう。
【注意点①家づくりの際は高い塀や生垣を作らない】
プライバシーを守るために、庭の周りを高い塀や生垣で囲ってしまう方もいるかと思いますが、これは防犯上、あまり好ましくないこと。
なぜなら、完全に外から見えなくなってしまうと、それだけ誰かが侵入してもバレないからです。
プライバシーのためにフェンスをつける場合は、なるべく見通しの良いものを選び、植樹をする際も、死角となる茂みを作らないようにしましょう。
草木が茂ってきたら、定期的に選定をすることも忘れないでくださいね。
【注意点②長期で留守の場合は郵便を止める】
旅行などで長期間家を留守にする場合は、郵便を止めてしまうのがおすすめです。
周囲から見て入りきらないほどの郵便がポストに入っていたら「この家は不在なんだな」とアピールしているようなもの。
空き巣犯罪のターゲットにされてしまうかもしれません。
郵便止の手続きは、郵便局に行けば簡単にやってもらえますから、長期不在にする場合は、念のため郵便を止めておくといいですよ。
家の防犯対策で大切な家族と財産を守ろう

せっかく家を建て、家族で楽しく暮らしたいと思っていても、犯罪に遭ってしまっては、大切な財産が奪われてしまいますよね。
万が一、侵入者と鉢合わせしてしまったら、家族の命までもが奪われてしまうこともあります。
悲しい事故や事件にならないために、しっかり防犯対策を見直してみてください。
私たち無添加計画では、お客様1人1人のご要望に合わせた防犯対策をご提案しています。
ホームセキュリティサービスのご紹介なども適宜ご相談にのらせていただきますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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