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【漆喰の採用で湿度に負けない】

先日、とあるプレゼンを受けましたが、そのご担当者の周りが、色々と私とつながりのある方が多く、そんなこともあるんだなぁと、驚きました。

縁があるのかも、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、一歩進んだご提案をお待ちしています(笑)

さて、本社のある埼玉も梅雨入りです。

文句を言っても仕方ありませんが、天候に左右されることがある建築現場ですし、着工後は、期日・工程という指標の中で動いていますので、日々、天候が気になりますね・・・

しかし、ジメジメした、いやな季節です。

この梅雨時のジメジメや、冬時期の乾燥を1年中快適な湿度に調節してくれるのに役立っているひとつ、無添加計画の家づくりで採用しているスペイン漆喰。

体感してみるのが一番わかりやすいのですが、あえて文字にしてみます。

空気中に含まれる水分の量を表す「湿度」を調節する性能のことを調湿性能と言います。

漆喰は、水分の吸収や放出を繰り返し、室内の湿度バランスを保つことができ、調湿性能が高いという性質があります。

そのため、雨の日でもサラサラの室内の空気環境を実現します。

また、軽石のような構造で空気層を持つため断熱性も高く、室内は快適な空間となり、室内に干す洗濯物もカラっと乾きます。

高温多湿な我が国において、「湿度を制す」ことは、その家を永持ちさせることにもつながります。

目に見えない壁の中の結露を防ぐことも必要ですし、機械に頼りすぎなくとも、快適な室内環境を作ることができます。

さらに漆喰は、ph13もの強いアルカリ性を示します。

カビやダニが生息できるペーハー値は1~11までと言われているので、漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることはわかります。

土蔵で保管した古文書などがいつまでも保存状態がよいのは、この殺菌効果によるものです。

加えて漆喰は、ビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。

そのため室内を清潔に保つことができ、ハウスダストが原因で起こるアレルギーなども、しっかり防ぎます。

このようにすぐれた性能とあわせて、人の手で丁寧に仕上げられた壁には、量産したものでは味わうことのできない

優しさと暖かみが生まれます。

住む人にたくさんのメリットを与える事の出来る漆喰、是非採用を。

それでは、また明日。

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瀬野 剛史

瀬野 剛史

TAKESHI SENO

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