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『エコハウスのウソ2』を読んでみた~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

冬は寒く、夏は暑い、そして電気代も高い…そんなウソのエコハウスが世の中にたくさんあると記されている『エコハウスのウソ2』。

読んだ感想を述べてみたいと思います。

 

▼ 『エコハウスのウソ2』を読んでみた

まず、とても共感したのが、

「建て主みんながしっかり勉強して、エコハウスを確実に建ててくれる設計者・施工者を見つけ出す努力が不可欠」

というところ。

残念ながら、低性能な「ハズレの家」が存在しているということです。

低性能な家を買ってしまうと、暑さや寒さに耐えながら、さらに高額なエネルギーコストに苦しむ生活になってしまいます。

今は原油価格も高騰していますし…。

国交省推計(2017年)によると、「低断熱のスカスカ住宅は9割」という結果が出ています。

低断熱・低気密の住宅だと、家中を暖房すれば燃料費が高額になり、かといって後から断熱強化を行うと割高になる…

結局、寒くて不健康な環境に「泣き寝入り」しかなくなるという著者。

業者任せにするのではなく、自分なりの納得解をもとうとする姿勢が大切だと思います。

ちなみに、【NPO法人 家づくり援護会】は、家づくりの準備期間は、「少なくとも2年」と提案しています。

 

▼ エコハウスに住むための4つのポイント

本書を参考にして、エコハウスに住むためのポイントを私なりに4点で整理してみました。

 

  1. 寒冷で冬の日射が少ない地域は、暖房コストが安く済むよう、より強力な断熱・気密や、暖房設備の高効率化が重要(冬の無暖房化)
  2. Ua値やηAC値は、快適性や省エネ性能を保証するものではない
  3. ハウスメーカーの方が高性能に見えるが、彼らは大量生産に最適化されており、物件ごとの仕様変更が困難なので性能競争において必ずしも有利でない
  4. プロの設計者・施工者が実力を発揮できる関係をつくる

 

特に4つ目は、長く住み続けていく上で欠くことのできない、人と人とのつながりを意味しているのではないかと思います。

例えば、建て主が設計者や施工者に対して、横柄な態度で無理難題を押し付けてばかりいたら、いくらプロでもやる気をなくしてしまいますよね。

建てて終わりの関係ではなく、建てた後も困ったときに助け合えるような関係を築きたいものです。

他には、本書で太陽光発電の売電単価や蓄電池の容量など事細かな説明があるので、気になる方はお読みいただければと思います。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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