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学校の「断熱改修」~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

教室を適切な温度に保てる断熱改修の予算化を文部科学省などに求めるために、市民団体や研究者が署名サイト(Change.org)を始めたという記事がありました。

「日本の学校は暑過ぎる」と子どもの熱中症を危惧するのは【エコハウスのウソ2】の著者でもある東京大学大学院准教授(建築環境工学)の前真之氏。

では、どのように対策をするのか?

「屋根と天井の間に断熱材を入れたり、窓からの日射を遮り断熱効果も高める内窓を設置したりする断熱改修によって、冷房の効果を高め、室内を快適に保てる」と前氏は提案しています。

 

学校の「断熱改修」

学校に勤務する身として、「日本の学校は暑過ぎる」は本当に同感です。

私の自治体では、4年前までエアコンすら教室に設置されていませんでした…。

あるのは各教室に扇風機が2台ずつ。

無事エアコンが設置されて喜んだのも束の間、エアコンを入れても場所によっては教室が涼しくないんです。。

特に4階(最上階)は、エアコンの効きが悪いわけではないのに教室が冷えにくいんです。

子どもたちの熱気もあるでしょうが、原因は学校の無断熱によって、高温になった屋根の熱が教室に大きく侵入してくるからです。

エアコンの冷気が屋根の熱に負けてしまうんですね。

日射熱で高温になる屋根の熱がそのまま天井に伝わるため、天井の温度は42℃に達するそうです。

体育館の無断熱は当然のこと、空調設備など普通ありませんから、夏場は蒸し風呂状態になります。

猛暑日は体育館でもグラウンドでも運動などできません。

休み時間ですら、エアコンのある教室で静かに過ごさなければならないのが現状です。
(元気なお子さんは休み時間に走り回って発散しないと次の授業に集中できないというのに……)

そして、どこの学校に行っても、窓枠は「アルミサッシ」。

アルミサッシは熱が伝わりやすいため、前氏に言わせればエコの視点からも『厳禁』なんですよね。。

だからこそ、夏は涼しく、冬は暖かい学校にするために、天井や壁に断熱材をきちんと入れ、内窓をとりつける改修をするべきだと。

断熱改修によって、夏は熱気、冬は寒気が室内に入るのを遮断する。

子どもたち(教職員)の健康や命を守るためにも、学習に集中するためにも、断熱改修の予算化を早急に進めてほしいものです。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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